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今井・高嶋の千思万考「あきらめない熱意、雪より高く」

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【今井】成長に必要なこととは
2016-02-18
今日のMSNニュースをみていたときに、元MBLヤンキースの松井秀喜さんが、巨人の臨時コーチとして指導している記事がありました。いつものキャンプでは、松井臨時コーチ自身に注目がいっていましたが、今回は一歩引いたところで、「言葉」でサポートすることが多かったそうです。そのひとつに、巨人の選手に贈った「ゴジラ道」の中で次のように伝えたそうです。

「みんなスタート地点は一緒。僕はパワーがあり、体も強かったかもしれないが、全てが優れた選手ではなかった。日々の小さなことをどう積み上げていくか」。素振りで鍛えた自身の経験談を交え、控えメンバーや育成選手の心も奮い立たせた。迷いや悩みを抱える選手の背中を押すような言葉も送った。「変わるというのは大事なこと。怖いことだけど、変わる勇気を持たないといけない。取り入れるのも、取り入れないのも自由。ただ、正しいと思えることがあるのなら、それに違和感があったとしても、違和感を消す作業も大事なこと(デイリースポーツより)」

また、質疑応答の中で「謙虚な姿が変わらない理由」を問われたときには、
「意識したことはありませんが…。育った環境かもしれないし、長嶋監督を見ていたからかもしれない」と前置きした上で「心の判断に気をつけていた。何か判断しないといけない時に、楽な方にいかないよう気をつけた。欲に負けないよう気にしていたつもりデイリースポーツより)」
と答えたそうです。そして最後に、次のように語られたそうです。
「自分が思う基本的なことを伝えたつもり。それがみんなに当てはまるかは分からないし、やるかどうかは選手が決めること

松井秀喜さんが、世界のトップが集うメジャーリーグでチームの優勝の立役者となるには、日々の小さな努力の積み重ねと変わることのない謙虚さが揺るぎ無い土台であったのではと私は感じました。

また、ここでいう「選手」は会社で言えば「従業員」で、「松井さんの言葉」が「上司や社長の言葉」であったとするならば、従業員が様々なアドバイスをもらったときに「謙虚な気持ちで、楽なほうに流されたり、欲に負けないように決断できるだろうか」と思い、「それだけの影響力を持って指導できるだろうか」と考えさせられました。「やるかやらないかは本人が決めること」という言葉も、同様であると思います。

成長する人、しない人があるとすれば、松井秀喜さんの言葉は多くの場合にあてはまるのではないでしょうか。
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